人気温泉地~指宿温泉

指宿温泉

指宿温泉

薩摩半島の東南に位置し、海岸沿いのフェニックスやヤシの木が南国ムードをかもし出している。
豊富な湯量に恵まれ、市内いたる所から湧き出る泉源は約800在ると言われる指宿温泉。「しら波の下に熱砂の隠さるる  不思議に逢へり指宿に来て」。与謝野晶子も入った砂蒸し風呂がずらりと並ぶは摺ケ浜。
海岸に向かって地下を流れ出る温泉で温められた砂を利用する指宿温泉名物・天然砂蒸し風呂だ。
80~90度の高温泉のため、潮が引いていく時に立ち上る湯煙は幻想的。専用浴衣1枚羽織って、波打ち際で潮の香りと共に味わう砂蒸しは、まさに極楽。
また、錦江湾沿いに建ち並ぶホテルでも温泉で洗った砂を使った砂蒸し風呂を楽しめる。
2004年3月には九州新幹線が開通し、ぐっと近くなる薩摩半島南端に広がる指宿温泉。
平均気温18度で、ハイビスカスやヤシの木などが並ぶ南国情緒たっぷりの温泉リゾートだ。

指宿温泉特徴

    泉質:ナトリウム塩化物泉など

    効能:神経痛、関節痛、婦人病、冷え性、五十肩、疲労回復、胃腸病など

    特徴:市内のいたるところに湧く源泉は、実に800本前後。1日約12万トンの豊富な湯量を誇り、名物の砂蒸し風呂は溢れ出る温泉が温めた砂を利用している(天然砂蒸し風呂は、潮位や天候によって利用できません)。古くは「湯豊宿(ゆぶじゅく)」と呼ばれ、約150年前に編纂された「三国名勝図会」にも砂蒸し風呂や共同浴場「弥次ケ湯」が登場。美しい錦江湾と明峰・開聞岳が、今も昔も湯客を出迎えてくれる。

指宿温泉歴史

    指宿温泉(いぶすきおんせん)
    は、鹿児島県指宿市東部(旧国薩摩国)にある摺ヶ浜温泉(砂むしで有名)、弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群の総称。鹿児島県内有数の観光地であり、2003年(平成15年)において年間285万人の観光客が訪れ、91万人の宿泊客を集めている。農業や養殖などへの温泉利用も盛んであり、温泉の9割が産業利用されていた時期もあった。

    「指宿」の名称は「湯豊宿」に由来すると言われているが別の説もある。江戸時代以前は高温の温泉や噴気口が点在する湿原であり危険な場所とされていたが、麻の加熱処理や炊事用、浴用として古くから利用されていた。江戸時代後期の地誌『三国名勝図会』にも多くの温泉が紹介されている。

    明治以前は自然に湧出する泉源を利用するのみであったが、地面を数m掘削することにより容易に温泉が得られることから広範囲にわたって開発が進められた。特に1919年(大正8年)頃から1955年(昭和30年)頃にかけて温泉熱を農業や製塩に利用するために地下から大量の湯がくみ上げられ、古くから使われている泉源の枯渇や温度低下などの問題が多発した。このため新たな温泉源の探索が行われ、1957年(昭和32年)に地下200-300mの新たな温泉地層が発見され利用されるようになった。1964年(昭和39年)以降、温泉の製塩への利用は禁止されているが、農業や魚の養殖への利用は現在も行われている。

    高度経済成長以降、大規模なホテルが建設されるなど観光地としての開発が進み、日本国内および海外から多くの観光客が訪れるようになった。1982年(昭和57年)から毎年1月の第2日曜日に指宿温泉マラソン(1984年からいぶすき菜の花マラソン)が開催されるようになり、毎年1万人以上の参加者を集めている。

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